顕如上人絵像

市指定文化財 絵画 
顕如上人絵像(けんにょしょうにんえぞう)
江戸時代 昭和53年2月13日指定 西照寺 島田市金谷河原2023-1

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顕如(けんにょ)上人(1543~1592年)は真宗大谷派の第十一世で、安土桃山時代には、真宗を弾圧した織田信長と石山本願寺で十一年間戦ってきた僧侶です。顕如上人はその後、文禄元(1592)年に豊臣秀吉が寄進した京都七条堀川の地にて西本願寺を建立しました。さらに時代が下り第十三世宣如(せんにょ)上人のころ、火災で焼失した本願寺の再建のため、浅草東本願寺に向かって関東へ下向していた本願寺の一行が金谷宿に逗留した際、宣如上人の命をうけて誓玄法師(せいげんほうし)が金谷に留まり布教の場としてお堂を建てたといいます。そして、宣如上人が江戸から京都へ帰る折に誓玄法師に下賜した宝物の一つが、この顕如上人絵図といわれています。誓玄法師はこの絵図を堂内に安置して寺院としての体裁を整え、寛永4(1627)年、寺院は落慶して本山から西照寺の寺号を授かったとのことです。



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