智満寺不動明王及び二童子像

市指定文化財 彫刻 
智満寺不動明王及び二童子像(ちまんじふどうみょうおうおよびにどうじぞう) 
鎌倉時代初期 昭和59年5月22日指定 智満寺 島田市千葉254 

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密教において、大日如来の化身として人々を厳しく導く五大明王の一柱である不動明王(写真中央)は、修行者の戒めの象徴として全国の寺院に多くの優れた彫刻を残しています。矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)は不動明王の眷属(けんぞく)として側に仕える八大童子のうち、不動明王の脇侍としてよく彫られます。智満寺では鎌倉時代に密教の教えが伝授された経緯があり、その時代に不動明王も祀られていたようです。この三像は本堂内陣右奥の厨子に安置されており、表現は写実的でありながらあまり誇張を交えず、細身の伸びやかな肢体、穏やかな肉付きなどから鎌倉時代前期の作と見られています。



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